○日活100周年邦画クラシックス・GREATシリーズ

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○あの頃映画 松竹DVDコレクション
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「洲崎パラダイス赤信号」.jpg洲崎パラダイス 赤信号
切っても切れない男と女のくされ縁。天才監督・川島雄三の代表作!
東京洲崎遊廓の入口の飲み屋を中心にして、娼婦や、そこに出入りする男たちの姿を描いた芝木好子原作の"洲崎パラダイス"より「屋根裏の女たち」の井手俊郎と「東京の人」の寺田信義が共同で脚色、「風船」の川島雄三が監督、「愛情」の高村倉太郎が、撮影を担当した。出演は「続ただひとりの人」の新珠三千代、「火の鳥(1956)」の三橋達也、「雑居家族」の轟夕起子、「しあわせはどこに」の芦川いづみ、「悪魔の街」の河津清三郎、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の牧真介、植村謙二郎など。
●両親に結婚を反対されたため、連れ立って栃木から上京した義治と蔦枝は、どこへ行くアテもなく夕暮の浅草吾妻橋附近を歩いていた。以前廓にいた好みで洲崎遊廓へ入り込んだ蔦枝は、一杯のみ屋"千草"の女将お徳に二人の職探しを頼み、蔦枝はお徳の店で働くことになる。義治の方も、千草に近いソバ屋で働くことになるが覇気のない彼は失敗続き。だが女店員の玉子はいつも義治をかばってくれた。ある日、蔦枝は田舎へ送金したいからと義治に給料前借を頼むが、返事に渋る彼を歯がゆがり、千草の馴染客落合に頼み込む。当にしていた以上の融通を受けて落合に惚れ込んだ蔦枝は行方不明になった義治のことも意に介せず、落合の探してくれたアパートに引越す。
・1956年 【3609】 ◎ 川島 雄三 (原作:芝木好子) 「洲崎パラダイス 赤信号 (1956/07 日活) ★★★★☆

「ギターを持った渡り鳥」59年.jpgギターを持った渡り鳥
マイトガイ・小林旭の世界を確立した記念碑的作品!日活無国籍アクションの人気シリーズ第1弾!
抜群の運動神経と庶民的な魅力。マイトガイのニックネームで日活アクション時代を牽引した小林旭の代名詞ともなった、痛快娯楽アクション・シリーズの記念すべき第一作。宍戸錠の好敵手、浅丘ルリ子の純情可憐なヒロイン、叙情味溢れる北海道ロケ、シリーズを支えたエレメントは本作ですべて出そろっている。ギター片手に、悪漢どもを相手に大晴れする渡り鳥の胸のすく活躍! 荒唐無稽の魅力ここにあり!(娯楽映画研究家・佐藤利明)
●神戸に近いある港町にギター背中に流れて来た伸次は、喧嘩で危い流しのサブを救ったことから親分の秋津にひきあわされた。秋津は自分の娯楽センター拡張のため、親切ごかしに金を貸し利子の期限切れを種に暴力的に土地を立退かせていた。伸次の腕力と嚇しはマーケットの住民をふるえあがらせた。秋津は沖合にある小島にもセンターを作る関係上丸庄漁業に伸次を使にたてた。しかし丸庄の女房澄子が秋津の実妹と知るとこの仕事を断った。会った時から伸次に惹かれていた秋津の娘由紀は叔母のために手を引いた彼に一層の好意を寄せた。ある日神戸の田口組のジョージがヤクの密輸を沖合で取引きするので舟をかりに来た。秋津の用心棒馬場は丸庄のあかつき丸を担保にとりあげた。秋津組とジョージは取引きのため沖合に出た。挨拶がわりのダイス遊びで見せた伸次の手さばきに、ジョージは彼とどこかで会ったような感じを持った。そこで厭がる伸次にむりやり拳銃を弾たせた。"判ったお前は神戸市警のデカだ。
・1959年 【3112】○ 齋藤 武市 (原作:小川 英) 「ギターを持った渡り鳥 (1959/10 日活) ★★★☆

「豚と軍艦」61年.png豚と軍艦
世界の巨匠、今村昌平監督の最笑傑作!映画史上最強の「お笑い」は日活イマヘイに決まってる!1960年度キネマ旬報ベストテン第7位!
カンヌ映画祭史上の最多制覇監督である、今村昌平監督の最もパワフルでダイナミックな作品!マーチン・スコセッシ等世界の名だたる監督達やミュージシャンに熱狂的なファンを持つ今村「重喜劇」の代表作!毒とエネルギーが溢れうねるような映画の力強さに満ちた作品。長門裕之の主演代表作でもあり、競演の南田洋子の溌剌とした姿がまぶしい!
●昭和35年、米軍基地の街・横須賀。モグリの売春ハウスを取り締まられた日森一家は青色吐息。思い付いたのが米軍基地から出る残飯を使った豚の大量飼育だった。チンピラ欣太は、死体の始末を頼まれ豚に喰わせてしまう。事情を知らない一家の食卓に上がった豚を鉄次が食べると肉から金歯が出てきた!欣太は「出世」して恋人の春子と暮したい。春子はこの町の醜さを憎悪する。分裂する日森一家。両者は豚を売り飛ばそうと企む。夜に紛れて豚を運ぼうとする欣太だが、欲に目がくらんだ者たちは豚を取り合い、争いがエスカレート、ドブ板通りに大量の豚の大群が荒れ狂う。豚の暴走が街を飲み込み、止めることが出来ない...。
・1961年 【3176】 ○ 今村 昌平 「豚と軍艦 (1961/01 日活) ★★★★

「伊豆の踊子」63年6月.jpg伊豆の踊子
旅芸人の踊り子の初恋・・・。吉永小百合の魅力があふれる珠玉の作品!
ノーベル文学賞作家・川端康成の名作「伊豆の踊子」の4度目の映画化。監督・西河克己は宇野重吉扮する老教授の追想の中、帰りこぬ青春の日の恋とそれに伴う痛みを、ほんのページをめくるかのごとく繊細に語り継ぐ。18歳の吉永小百合は少女の恋の芽生えから別れに至るさまざまな心の揺らめきを、湧き上がる感情のままに表現。現代をモノクロ、追想の中の恋をカラーで描く映像手法も画期的。 
●新緑眩い伊豆の街道であてなき旅を続ける学生・川崎(高橋英樹)。道中、旅芸人の一行と知り合った彼は踊子・薫(吉永小百合)の可憐な姿に心を奪われ気もそぞろになる。一行の紹介で湯ケ野の宿を取った川崎は彼らを自室に招き入れ、薫とも楽しいひとときを過ごす。お座敷に上がっているとは言え、まだ16歳の薫。彼女は兄を慕うかのごとき無邪気さで川崎に甘えていく。楽しい湯ケ野の日々も終わりに近づき、一行は下田へ旅立つことになった。彼らの道連れとなる川崎に、薫は下田で一緒に活動写真を観に行く約束を交わすのだったが...。
・1963年 【1371】 ○ 西河 克己 (原作:川端康成)「伊豆の踊子 (1963/06 日活) ★★★☆

「太平洋ひとりぼっち」63年.jpg太平洋ひとりぼっち
石原プロ設立、第1回作品!名匠・市川崑と裕次郎が描いた海洋ロマン!
石原裕次郎が設立した石原プロモーション第1回作品(日活共同制作)。小型ヨットでの単独太平洋横断の快挙を成し遂げた堀江謙一のベストセラーを巨匠市川崑監督により映画化!
●1962年5月12日深夜、西宮港を小さなヨットで出航する青年がいた。22才堀江謙一、たった一人で太平洋を横断する挑戦だった。家族にも社会にも反対され一人で資金を貯め、死と隣り合わせの冒険に挑戦するのだ。ヨットは、"マーメイド号"と名づけられていた。長さ5.8メートル、幅2メートル、エンジンは無く風のみで走るように設計された船は、39時間も大阪湾内を浮きつづけたあげくやっと北風に乗り、大阪湾を乗りきることができた。凄まじい海の荒れが堀江を襲う。狐独との戦いは、人間の限界を越したものとなる。 
・1963年 【1467】 △ 市川 昆 (原作:堀江謙一) 「太平洋ひとりぼっち (1963/10 石原プロ=日活) ★★★

「殺しの烙印」67年.jpg殺しの烙印
奇抜なアイデアと実験的な映像テクニックが魅せる、鈴木清順の時代を超えた傑作! 
世界的に名高い、鈴木清順監督の戯作精神に溢れる、日活フィルム・ノワールの野心的作品。殺し屋NO.1の座をめぐって、向上心の強い殺し屋たちの、あの手この手の出し抜き合いの奇抜なアイデア。そしてあらゆる場面に仕掛けられた映画的実験の数々!時代を超えた傑作として、愛され続けている。映画創作集団「具流八郎」の衝撃的なデビュー作でもある。ジャームッシュ、ウォン・カーウァイなど海外の熱狂的ファンも多く、そのスタイリッシュな映像美は、時空を超えて映画ファンを惹き付ける!(娯楽映画研究家・佐藤利明)
●プロの殺し屋としてNO.3にランクされている花田(宍戸錠)は、五百万円の報酬で、ある組織の幹部を護送するが途中襲撃される。しかし組織の男の拳銃の腕前は相当なもので、危機を脱した花田は、その男を無事目的地に送り届ける。仕事を終えたあとの花田は緊張感から解放され、妻(小川万里子)と野獣のように抱き合うのだった。ある日、花田は薮原(玉川伊佐男)から殺しの依頼を受けた。しかも、四人を殺して欲しいというのだ。花田は自分の持つ最高のテクニックを用いて、次々と指名の人間を消していった。しかし、最後の一人である外国人を殺すのに失敗してしまい、組織から追われるようになる。そして、花田を狙うのは、なんと幻の殺し屋・NO.1だった...。
・1967年 【3248】 ○ 鈴木 清順 「殺しの烙印 (1967/06 日活) ★★★★

「八月の濡れた砂」71年.jpg八月の濡れた砂
俺たちの夏は終わらない!これが伝説のニッポン70'sムービー!
夏の光と影。青春のきらめき。1971年、政治の季節が終わり、若者たちは目的を失いつつあった。大人になることを拒み、大人に牙を剥ける若者たちのひと夏を描いた『八月の濡れた砂』は、日活青春映画の最高傑作であり、時代を作った映画でもある。ギラギラした太陽、洋上を走るヨットで繰り広げられるクライマックスは、日活映画のへの鎮魂歌でもあり、藤田敏八映画の新たな船出となった。石川セリの唄う主題歌とともに、1970年代を象徴する作品として、今なお、愛され続けている。(娯楽映画研究家・佐藤利明) 
●朝の海辺。オートバイをぶっとばす清は、緑色のオープンカーから下着だけで放りだされる少女を目撃する。それは不良学生に暴行された少女早苗で、全裸になって海へ飛び込んだ彼女はごしごしと身体を洗う。清は無人の売店小屋へ彼女を入れ、家に帰って、服を持ってくるが、彼女の姿はなかった。しばらくして、早苗の姉、真紀が清を訪ねてきた。彼女は、清を暴行犯人と思ったらしく、車に乗せ警察につきだそうとするが、怒った清は、車の中で真紀に強引に挑む。しかし、途中で気が変ってしまう。その夜、清は、以前、高校を中退した友だちの野上健一郎と、彼の母雅子の経営するバーで酒を飲む。そこには、雅子に求婚している亀井亀松がいる。健一郎は、何事も理解したような顔をしている亀井が大嫌いだった。数日後、早苗が清を訪ねてきた。その時海岸で彼女を犯した例の不良学生たちを見つけ、健一郎も加わって、オープンカーを奪いさんざんにいためつけ、そのまま早苗の別荘にいって遊んだ。翌日の晩、健一郎は裏通りで三人のヤクザらしい男たちに襲われ、半死半生の目にあう。
・1971年 【1470】 ○ 藤田 敏八 「八月の濡れた砂 (1971/08 ダイニチ映配) ★★★★

「十八才、海へ」79年.jpg十八歳、海へ
グラビアや映画で人気を独占、1年間で8本の映画に出演し、閉塞した時代のやるせなさと新鮮なSEXYさとで絶大な人気を誇った「アイドル森下愛子」が芥川賞作家・中上健次原作を大胆に映像化!藤田敏八監督の演出により、本格的な女優として開花した傑作青春映画!映画デビューの小林薫、前年映画賞を独占した『サード』に続き競演した永島敏行など、ニューシネマ世代を代表する顔ぶれが結集!「70年代のロミオとジュリエット」となった永遠の青春記念碑!
●夏期講習で賑わう予備校のテスト結果が貼り出されている。トップには、釧路出身の優等生・有島佳、そして、ビリには今治からアルバイトをしながら通う桑田敦夫の名前があった。2人は夏の日差しが落ちた夜の海へ出かける。敦夫には佳の肉体がまぶしい。2人は同じ予備校の森本が暴走族のリーダーと石を抱いたまま海の中にどれだけ進んでいけるかを勝負し、死の瀬戸際で勝利する姿を見かける。敦夫と佳は何気なく同じ行為をしてみる。夏が盛りを迎える中、肉体を持て余し、やるせない焦燥が乱反射するように心中ごっこが思わぬ顛末を巻き起こしていく...。
・1979年 【3200】 ○ 藤田 敏八 (原作:中上健次) 「十八歳、海へ (1979/08 にっかつ) ★★★☆

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This page contains a single entry by wada published on 2006年8月 5日 00:08.

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