【2359】 ○ オリヴァー・ヒルシュビーゲル 「ヒトラー暗殺、13分の誤算」 (15年/独) (2015/10 ギャガ) ★★★☆

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重くのしかかってくる作品ではあるが、"謎"の残る作品でもあった。

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「ヒトラー暗殺、13分の誤算」('15年/独)
ヒトラー暗殺、13分の誤算es.jpgヒトラー暗殺、13分の誤算 cast.jpg 1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで恒例の記念演説を行っていたヒトラーは、いつもより早く退席するが、その僅か13分後ホールに仕掛けられていた爆弾が爆発する。当日のヒトラーの予定を徹底的に調べあげたその計画は緻密かつ大胆、更に時限装置付きの爆弾は精密かつ確実なものだった。ドイツ秘密警察ゲシュタポは、単独犯はあり得ないと考え、英国諜報部の関与を疑うが、逮捕されたのはゲオルク・エルザー(クリスティアン・フリーデル)という36歳の平凡な家具職人だった。彼はスパイどころか所属する政党もなく、すべて自分一人で実行したと供述。それを知ったヒトラーは、犯行日までの彼の人生を徹底的に調べるよう命じる。やがて、人妻エルザ(カタリーナ・シュットラー)との恋、音楽、そして自由を謳歌していた"普通の男"の信念が明らかになっていく―。

 監督は、「ヒトラー~最期の12日間~」('04年/独・墺・伊)でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督で、ヒトラーの暗殺計画は幾つもあったゲオルク・エルザー.jpgようですが、この作品の中で取り上げられているものはその中でもマイナーなもののようであり、このゲオルク・エルザーは、小林信彦氏によれば、戦後ドイツが東西に分断されていた時は、西ドイツでは共産主義者と見做され、東ドイツでは無視されて、彼が見直されたのは1990年のドイツ再統一以降のことであり、復権署名運動が始まったのは1993年になってとのことだそうです。
ゲオルク・エルザー

ヒトラー暗殺、13分の誤算11.jpg そうした意味では、戦後70年を迎え、ドイツにおいても過去を振り返る戦争映画が多く作られている、その流れの中で作られた作品であるとも言えるし、裏を返せば、エルザーのことはまだドイツでも詳しくは知られてはおらず、彼の復権運動は現在進行形であるとも言え、ドイツ国民に彼のことを知らしめる目的で作られた、何よりも先ず国内向け映画であるとも言えます。

ブルクハルト・クラウスナー(アルトゥール・ネーベ)/ヨハン・フォン・ビュロー(ハインリッヒ・ミュラー)/クリスティアン・フリーデル(ゲオルク・エルザー)

 そのことは、ドイツ国民が知っているようなことは説明が端折られている点にも現れており、例えば、エルザーを尋問していた秘密警察のアルトゥール・ネーベ(ブルクハルト・クラウスナー)が終盤では自らが処刑されてしまうシーンがありますが、これはヒトラー暗殺計画の中でも最も有名な1944年7月20日の暗殺計画が失敗に終わった後、その首謀者らと通じていたネーベの謀反も発覚し(映画でその誘因が仄めかされているように彼は途中からゲシュタポのやり方に疑問を感じて反ヒトラーに転じた)、ネーベは逃亡するも1945年1月にゲシュタポに捕まって死刑を宣告され、その年の3月にヒトラー自身の望みによりピアノ線による絞首刑が行わヒトラー 〜最期の12日間〜b.jpgれたことに符合しています。そして、この(大掛かりな方の)暗殺未遂事件の関係者の摘発と逮捕を担当しヒトラー暗殺、13分の誤算FJ.jpgたのが、映画でヨハン・フォン・ビュローが演じているハインリッヒ・ミュラーです(ナチ党指導者で逮捕されず、死亡も確認されていない唯一の人物でもある)。但し、そうした事実をある程度知らないと、なぜネーベがミュラーの目の前で絞首刑に処されるのか、また、なぜ、そうした処刑方法がとられるのかが解らない。因みに、この作アルトゥール・ネーベ.jpg品では、ネーベは根はいい人だったようにもとれますが、彼は1941年にアインザッツグルッペンが組織された際のB隊司令官となり、モスクワ戦線への進軍中、ユダヤ人やパルチザンと目される人々大勢の殺害を指揮命令した人物で、ネーベのB隊だけで4万5,467人の処刑が報告されています。
アルトゥール・ネーベ

ヒトラー暗殺、13分の誤算02.jpg 一方、エルザーの回想として描かれる彼の私生活の部分は、一部フィクションが混ざっているそうですが、どの程度なのか。人妻に恋をし(件の人妻が夫のDVに遭っているといった設定は何となくフィクションっぽいが)、友を思い遣り、音楽を愛するヒトラー暗殺、13分の誤算01.jpg彼のキャラクターはなかなか人間味があっていいし、そうした自由な雰囲気が少しずつ奪われていく中で彼がヒトラーの暗殺計画を思い立つという流れは解らなくもないですが、他の人の中にもヒトラーに盲目的に追従する人ばかりではなく、そうした風潮に危惧を抱いていた人はいたはずであるのに(実際この映画にもパルチザンが登場するが)、なぜ彼だけが、こうした勇気と根気、大胆さと綿密さを要する計画をその実施にまで漕ぎ着けることが出来たのか、その辺りが今一つ見えにくく、"あの時代にこんな人もいたんだよ"的なところで終わってしまっているようにも思えなくもありませんでした。

ヒトラー暗殺、13分の誤算12.jpg ゲオルク・エルザーの背後に英国諜報部の関与があると疑ったのは、映画にある通りヒトラー自身であり、その背後関係を調べるよう命を受けたハインリヒ・ヒムラーが直接エルザーを取り調べ、エルザーに罵声を浴びせながら足蹴にし、ゲシュタポの一人にエルザーを鞭で苦痛で悲鳴をあげるまで打ちすえたというから、映画ではヒムラーの人物像がミュラーに置き換えられていると見ることもできますが、そんなことより、エルザーがそうした拷問に耐え抜いたことが不思議な気も。彼は1945年4月9日にダッハウ強制収容所内で処刑されますが、ヒットラーが自殺を遂げたのはその3週間後。ネーベなどが既に処刑されているのに、その5年前に事件を起こしたエルザーがそこまで生かされていたというのも不思議。ドイツ人に非ずとも重くのしかかってくる作品ではありますが、個人的には、"謎"の残る作品でもありました。
Elser (2015)
Elser (2015).jpgヒトラー暗殺、13分の誤算 es.jpgヒトラー暗殺、13分の誤算s.jpg「ヒトラー暗殺、13分の誤算」●原題:ELSER/13 MINUTES●制作年:2015年●制作国:ドイツ●監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル●製作:ボリス・アウサラー/オリバー・シュンドラー/フレート・ブライナースドーファー●脚本:レオニー=クレア・ブライナースドファー●撮影:ユーディット・カウフマン●音楽:デヴィッド・ホームズ●114分●出演:クリスティアン・フリーデル/カタリーナ・シュットラー/ブルクハルト・クラウスナー/ヨハン・フォン・ビュロー●日本公開:2015/10●配給:ギャガ●最初に観た場所:渋谷・シネマライズ(15-11-26)(評価:★★★☆)

シネマライス31.JPGシネマライス9.JPGシナマライズ 地図.jpgシネマライズ 1986年6月、渋谷 スペイン坂上「ライズビル」地下1階に1スクリーン(220席)で「シネマライズ渋谷」オープン。1996年、2階の飲食店となっていた場所(1986年6月から1991年6月まで「渋谷ピカデリー」だった)に2スクリーン目を増設。「シネマライズシネマライズ220.jpgBF館」「シネマライズシアター1(2階)(303席)(後のシネマライズ)」になる。2004年、3スクリーン目、デジタル上映劇場「ライズX(38席)」を地下のバースペースに増設。地下1階スクリーン「シネマライズBF館(旧シネマライズ渋谷)」2010年6月20日閉館(地下2階「ライズⅩ」2010年6月18日閉館)。2011年、編成をパルコエンタテインメントに業務委託。地上2階「シネマライズ」2016年1月7日閉館。[写真:2015年11月26日/ラストショー「黄金のアデーレ 名画の帰還」封切前日]
渋谷シネマライズ 1986年~2016年 上映作品ラインナップ
渋谷シネマライズ 1986~201 上映作品.jpg【1986年】
『プレンティ』 Plenty
『ホテル・ニューハンプシャー』 The Hotel New Hanpshire
『ポリエステル』 polyester
『ドリーム・チャイルド』 DREAMCHILD
『クロスオーバー・ドリーム』 CROSSOVER DREAMS

【1987年】
『恋は魔術師』 EL AMOR DRUJO
『男と女II』 A MAN AND A WOMAN:20 Years Later
『モナリザ』 MONA LISA
『ブルー・ベルベット』 Blue Velvet
『カラヴァッジオ』 CARAVAGGIO
『悪の華・パッショネイト』 VILLAGE DREAMS
『アリア』 ARIA

【1988年】
『汚れた血』 MAUVAIS SANG
『私は人魚の歌を聞いた』 I'VE HEARD THE MERMAIDS SINGING
『バーフライ』 BARFLY
『ロッキー・ホラー・ショー』 THE ROCKY HORROR PICTURE SHOW
『フランスの思い出』 LE GRAND CHEMIN
『セプテンバー』 September
『ファントム・オブ・パラダイス』 PFANTOM OF THE PARADISE
『ア・マン・イン・ラブ』 a man in love
『ストーミー・ウェザー』 STORMY WEATHER

【1989年】
『シエスタ』 SIESTA
『ワッツタックス』 WATTSTAX
『パスカリの島』 PASCALI'S ISLAND
『バグダッド・カフェ』 BAGDAD CAFE
『ハンドフル・オブ・ダスト』 A HANDFUL OF DUST
『サマーストーリー』 A Summer Story
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』 WOMEN ON THE VERGE OF A NERVOUS BREAKDOWN

【1990年】
『二十世紀少年読本』
『サンタ・サングレ』 SANTA SANGRE
『ロザリー・ゴーズ・ショッピング』 Rosalie Goes Shopping
『マイ・レフトフット』 MY LEFT FOOT
『夫たち、妻たち、恋人たち』 LES MARIS LES FEMMES LES AMANTS
『コックと泥棒、その妻と愛人』 "THE COOK,THE CHIEF,HIS WIFE & HER LOVER"
『キャンディ・マウンテン』 CANDY MOUNTAIN

【1991年】
『ドラッグストア・カウボーイ』 DRUGSTORE COWBOY
『侍女の物語』 THE HANDOMAID'S TALE
『エマ』 EMMA
『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』 ROSENCRANTZ AND GUILDENSTERN ARE DEAD
『メルシー・ラ・ヴィ』 MERCi LA ViE
『グリフターズ』 THE GRIFTERS
『ボイジャー』 VOYGER

【1992年】
『プロスペローの本』 PROSPERO'S BOOKS
『レイジ・イン・ハーレム』 a rage in harlem
『ポンヌフの恋人』 Les Amants du Pont-Neuf
『ヨーロッパ』 EUROPA
『鉄男II/BODY HAMMER』 TETSUO II BODY HAMMER
『エドワードⅡ』 EDWARD Ⅱ

【1993年】
『ハイヒール』 HIGHHEELS
『ポイズン』 Poison
『ジョニー・スエード』 JOHNNY SUEDE
『レザボアドッグス』 RESERVOIR DOGS
『野性の夜に』 LES NUITS FAUVES
『イレイザーヘッド[完全版]』 ERASERHEAD

【1994年】
『ベイビー・オブ・マコン』 THE BABY OF MACON
『春にして君を想う』 Children of Nature
『ディーバ』 DIVA
『時の翼にのって』 FARAWAY.SO CLOSE!
『アリゾナ・ドリーム』 Arizona Dream
『エンジェル・ダスト』 Angel Dust
『カウガール・ブルース』 COWGIRL BLUES

【1995年】
『ミナ』 mina TANNENBAUM
『うたかたの日々』 l'ecume des jours
『地球交響曲 ガイアシンフォニー第二番』
『カストラート』 IL CASTRATO farinelli

【1996年】
『ジェリコー・マゼッパ伝説』 GRAND PRIX DE LA COMMISSION SUPERIEURE TECHNIQUE
『バスケットボール・ダイアリーズ』 The Basketball Diaries
『ロスト・チルドレン』 La Cite des Enfants Perdus
『アンダーグラウンド』 UNDERGROUND
『天使の涙 Fallen Angels』 Fallen Angels
『小便小僧の恋物語』 Manneken Pis
『シクロ』 Cyclo
『ミュリエルの結婚』 muriel's Wedding

【1997年】
『トレインスポッティング』 Trainspotting
『ファーゴ』 FARGO
『ラブ・セレナーデ』 Love Serenade
『奇跡の海』 Breaking the Waves
『シド・アンド・ナンシー』 SID AND NANCY
『ピーター・グリーナウェイの枕草子』 THE RILLOW BOOK
『ラリー・フリント』 THE PEOPLE vs. LARRY FLYNT
『ブエノスアイレス』 happy together

【1998年】
『地球交響曲 ガイアシンフォニー 第三番』
『モハメド・アリ かけがえのない日々』 MUHAMMAD ALI "WHEN WE WERE KINFUS"
『ラブetc.』 Love etc.
『シーズ・ソー・ラヴリー』 She's So Lovely
『ブレイブ』 THE BRAVE
『ツイン・タウン』 TWIN TOWN
『ムトゥ 踊るマハラジャ』 MUTHU
『スウィート・ヒアアフター』 THE SWEET HEREAFTER
『イヤー・オブ・ザ・ホース』 YEAR OF THE HORSE
『ガンモ』 GUMMO

【1999年】
『ビッグ・リボウスキ』 The Big Lebowski
『ベルベット・ゴールドマイン』 VELVET goldmine
『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』 LOVE IS THE DEVIL STUDY FOR A PORTRAIT OF FRANCIS BACON
『ワンダフルライフ』 AFTER LIFE
『グッバイ・モロッコ』 HIDEOUS KINKY
『ハイ・アート』 high art
『ムーンライト・ドライブ』 CLAY PIGEONS
『ラン・ローラ・ラン』 LOLA RENNT
『π』 Pi
『アナザー・デイ・イン・パラダイス』 ANOTHER DAY IN PARADISE
『ホール』 Hole

【2000年】
『ポーラX』 PolaX
『ハイロー・カントリー』 THE HI-LO COUNTRY
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』 BUENA VISTA SOCIAL CLUB
『ミフネ』 MIFUNES SIDSTE SANG
『フェリシアの旅』 FELICIA'S JOURNEY
『ヴァージン・スーサイズ』 the Virgin Suicides
『ボーイズ・ドント・クライ』 Boys Don't Cry
『オルフェ』 Orfeu
『黒いオルフェ』 ORFEU NEGRO
『カノン』 SEUL CONTRE TOUS
『ブラッド・シンプル/ザ・スリラー』 BLOOD SIMPLE the thriller

【2001年】
『キャラバン』 Himalaya-L'enfance D'un Chef
『ジュリアン』 Julien donkey-boy
『ファストフード・ファストウーマン』 Fast Food Fast Women
『キング・イズ・アライヴ』 The King is Alive
『ドッグ・ショウ!』 BEST in SHOW
『ベーゼ・モア』 BAISE-MOI
『DOWNTOWN81』 DOWNTOWN81
『ベンゴ』 Vengo
『ディスタンス』 DISTANCE
『王は踊る』 Le Roi Danse
『ELECTRIC DRAGON 80000V』 ELECTRIC DRAGON 80000V
『チアーズ!』 Bring It On
『ビヨンド・ザ・マット』 Beyond The Mat
『夜になるまえに』 Before Night Falls

【2002年】
『リリイ・シュシュのすべて』 All About Lily Chou-Chou
『アメリ』 Le FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN
『あのころ僕らは』 Don's Plum
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 HEDWIG AND THE ANGRYINCH
『青い春』 Blue Spring
『ピンポン』 PING PONG
『DOGTOWN & Z-BOYS』 DOGTOWN & Z-BOYS
『まぼろし』 Sous le Sable
『水の女』 WOMAN OF WATER
『8人の女たち』 8 Femmes
『マシュー・バーニー』 Matthew Barney "The CREMASTER Film Cycle"

【2003年】
『僕のスウィング』 swing
『歓楽通り』 RUE DES PLAISIRS
『モーヴァン』 MORVERN CALLAR
『少女の髪どめ』 BARAN
『ギャングスター・ナンバー1』 GANGSTER NUMBER1
『ホテル・ハイビスカス』 HOTEL HIBISCUS
『エデンより彼方に』 Far From Heaven
『キャンディ』 CANDY
『アダプテーション』 Adaptation.
『インターステラ 5555』 INTERSTELLA 5555
『リード・マイ・リップス』 sur mes levres
『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』 KISARAZU CAT'S EYE
『ブラウン・バニー』 the brown bunny

【2004年】
『クリビアにおまかせ!』 Ja Zuster Nee Zuster
『ドッグヴィル』 DOGVILLE
『メイキング・オブ・ドッグヴィル~告白~』 DOGVILL CONFESSIONS
『モンスター』 Party Monster
『パーティ』
『こまねこ』
『ロスト・イン・トランスレーション』 Lost In Translation
『スイミング・プール』 SWIMMING POOL
『茶の味』 The Taste Of Tea
『ステップ・ イントゥ・ リキッド』 Step Into Liquid
『リヴ・フォーエヴァー』 LIVE FOREVER
『赤線』 AKA-SEN
『モンスター』 MONSTER
『恋の門』 KOI NO MON
『ジェリー』 Gerry
『雲のむこう、約束の場所』 The place promised in our early days
『スーパーサイズ・ミー』 SUPER SIZE ME
『ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版』 jackass the movie
『バッドサンタ』 BAD SANTA
『アマレット』 amoretto

【2005年】
『真夜中の弥次さん喜多さん』
『ライトニング・イン・ア・ボトル』 Lightning in a bottle
『レイ』 Ray
『アラキメンタリ』 ARAKIMENTARI
『緑玉紳士』 MONSIEUR GREENPEAS
『サラ、いつわりの祈り』 The Heart is Deceitful Above All Things
『おわらない物語-アビバの場合-』 Palindromes
『メゾン・ド・ヒミコ』 La Maison de HIMIKO
『ヒトラー ~最後の12日間~』 DOWNFALL
『カクレンボ』 KAKURENBO
『バス174』 BUS174
『埋もれ木』 BURIED FOREST
『スプラウト』 Sprout
『トゥルーへの手紙』 A LETTER TO TRUE
『テレビマンユニオン レトロスペクティブ Part1』
『プライマー』 Primer
『<絶対恐怖 NEW GENERATION THRILLER>』 Pray
『<絶対恐怖 NEW GENERATION THRILLER>』 Booth
『ロード・オブ・ドッグタウン』 LORDS OF DOGTOWN
『ミリオンズ』 MILLIONS
『フリークス デジタルリマスター版』 FREAKS
『TABOO』 タブー
『ダウン・イン・ザ・バレー』 Down in the Valley

【2006年
『RIZE』 ライズ
『HAZE』 ヘイズ オリジナル・ロング・バージョン
『「スキージャンプ・ペア」』 SKI JUMPING PAIRS -Road to TORINO-
『ラストデイズ』 Last Days
『マシュー・バニー「拘束のドローイング9」』 Matthew Barney Drawing Restraint 9
『たべるきしない』
『変態村』 CALVAIRE
『ブロークバック・マウンテン』 BROKEBACK MOUNTAIN
『ブロークン・フラワーズ』 BROKEN FLOWERS
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』 Henri Cartier-Bresson Biographie d'un regard
『ハチミツとクローバー』 honey and clover
『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』 GET RICH or DIE TRYIN'
『≒天明屋尚』 near equal tenmyouya hisashi
『フーリガン』 HOOLIGANS
『ハード キャンディ』 Hard candy
『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』 KISARAZU CAT'S EYE
『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』 AWESOME; I FUCKIN'SHOT THAT!
『サムサッカー』 THUMBSUCKER
『ファントマ映画祭2006』 Trilogie de FANTOMAS
『悪魔とダニエル・ジョンストン』 THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON
『こま撮りえいが こまねこ』
『ダーウィンの悪夢』 Darwin's Nightmare
『エコール』 INNOCENCE
『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』 ENRON THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM

【2007年】
『連作短編アニメーション秒速5センチメートル』 a chain of short stories about their distance
『NARA:奈良美智との旅の記録』
『星影のワルツ』
『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』 BROTHERS OF THE HEAD
『善き人のためのソナタ』 Das Leben der Anderen
『マジシャンズ』 Magicians
『恋愛睡眠のすすめ』 THE SCIENCE OF SLEEP
『神童』
『それでも生きる子供たちへ』 All the Invisible Children
『ダフト・パンク エレクトロマ』 DAFT PUNK'S ELECTROMA
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ FUNUKE』 Show Some Love, You Fools!
『100万ドルのホームランボール』 Up For Grabs
『クワイエットルームにようこそ』 Welcome to The Quiet Room
『ショートバス』 SHORTBUS
『ブラインドサイト~小さな登山者たち~』 blindsight
『マラノーチェ』 MALA NOCHE
『サッドヴァケイション』 sad vacation
『アフロサムライ』 AFRO SAMURAI
『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』 BALLETS RUSSES
『ヴォイス・オブ・ヘドウィグ』 voice of hedwig
『レディ・チャタレー』 Lady Chatterley
『ペルセポリス』 PERSEPOLIS
『ベティ・ペイジ』 The Notorious Bettie Page
『ニュー・アニメ・クリエイターズ』

【2008年】
『ミスター・ロンリー』 MISTER LONELY
『≒草間彌生~わたし大好き~』 NEAR EQUAL KUSAMA YAYOI
『潜水服は蝶の夢を見る』 Le Scaphandre et le Papillon
『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』 IN THE REALMS OF THE UNREAL : THE MYSTERY OF HENRY DARGER
『コントロール』 CONTROL
『アイム・ノット・ゼア』 I'M NOT THERE
『ファクトリー・ガール』 Factry Girl
『ぐるりのこと。』
『屋敷女』 A L' INTEIEUR
『リボルバー』 REVOLVER
『TOKYO!』
『ビューティフル・ルーザーズ』 BEAUTIFUL LOSERS
『闇の子供たち』
『闘茶 tea fight』 tea fight
『グーグーだって猫である』
『僕らのミライへ逆回転』 Be Kind Rewind
『マシュー・バーニー:拘束ナシ』 Matthew Barney: No Restraint
『七夜待』
『ファニーゲーム U.S.A.』 FUNNY GAMES US
『大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─』
『バンク・ジョブ』 THE BANK JOB
『その男ヴァン・ダム』 JCVD

【2009年】
『天使の眼、野獣の街』 EYE IN THE SKY
『ヘブンズ・ドア』 HEAVEN'S DOOR
『罪とか罰とか』
『デイヴィッド・リンチ・ワールド』 DAVID LYNCH WORLD
『REPO! レポ』 Repo! The Genetic Opera
『A SHADED VIEW ON FASHION FILM』
『メイプルソープとコレクター』 Black White + Gray A Portrait Of Sam Wagstaff + Robert Mapplethorpe
『ミルク』 MILK
『ウェディング・ベルを鳴らせ!』 Promets Moi
『USB』
『奥秀太郎 クラシックス』
『レスラー』 THE WRESTLER
『選挙』 CAMPAIGN
『蟹工船』
リバイバル上映『蟹工船』(1953年)
『悔恨のミュージック』 The Music of Regret
『バーダー・マインホフ 理想の果てに』 THE BAADER MEINHOF:COMPLEX
『イサム・カタヤマ=アルチザナル・ライフ』 ISAMU KATAYAMA=ARTISANAL LIFE
『ノーボーイズ、ノークライ』 No Boys, No Cry
『リミッツ・オブ・コントロール』 THE LIMITS OF CONTROL
『ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション』 RYAN LARKIN and his animations
『空気人形』 Air Doll
『母なる証明』 mother
『こま撮りえいが』
『オール・トゥモローズ・パーティーズ』 ALL TOMORROW'S PARTIES
『脳内ニューヨーク』 SYNECDOCHE, NEW YORK
『アフロサムライ:レザレクション』 AFRO SAMURAI RESURRECTION
『誰がため』 Flammen og Citronen
『牛の鈴音』 Old Partner

【2010年】
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 Millennium The Girl with the Dragon Tattoo
『フローズン・リバー』 FROZEN RIVER
『金瓶梅』
『ルド and クルシ』 Rudo y Cursi
『スイートリトルライズ』 SWEET LITTLE LIES
『息もできない』 Breathless
『名画座ライズ』 Presented by CINEMARISE × myシアター
『プレシャス』 Precious: based on the novel by Sapphire
『ホームレス・ワールドカップ』 KICKING IT
『鉄男 THE BULLET MAN』 TETSUO THE BULLET MAN
『ガールフレンド・エクスペリエンス』 GIRLFRIEND EXPERIENCE
『Bubble/バブル』 Bubble
『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』 L' affaire Farewell
『ミレニアム2 火と戯れる女』 Millennium2 The Girl Who Played with Fire
『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 Millennium3 The Girl Who Kicked the Hornet's Nest
『スプリング・フィーバー』 SPRING FEVER
こま撮りえいが『こまねこのクリスマス』
『バスキアのすべて』 JEAN-MICHEL BASQUIAT:THE RADIANT CHILD

【2011年】
『ソウル・キッチン』 Soul Kitchen
『エグザイル・プライド』 EXILE PRIDE
『ブンミおじさんの森』 UNCLE BOONMEE WHO CAN RECALL HIS PAST LIVES
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』 SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD
『奇跡』
『英国王のスピーチ』 THE KING'S SPEECH
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』 EXIT THROUGH THE GIFT SHOP
『未来を生きる君たちへ』 IN A BETTER WORLD
『女と銃と荒野の麺屋』 A Woman, A Gun, and A Noodle Shop
『ウォーリアー&ウルフ 狼災記』 THE WARRIOR AND THE WOLF
『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』
『The Rolling Stones: Some Girls - Live in Texas'78』
『マイティ・ウクレレ』 MIGHTY UKE
『ドワーフのアニメ映画まつり』
『永遠の僕たち』 Restless

【2012年】
『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』
『ヒミズ』
『映画 桜蘭高校ホスト部』 Ouran High School Host Club
『ドラゴン・タトゥーの女』
『アーティスト』 The ARTIST
『容疑者、ホアキン・フェニックス』 I'M STILL HERE
『ブレーキ』 BRAKE
『私が、生きる肌』 THE SKIN I LIVE IN
『きっと ここが帰る場所』 THIS MUST BE THE PLACE
『ヘルタースケルター』
『ゴッド・ブレス・アメリカ』 GOD BLESS AMERICA
『トガニ 幼き瞳の告発』
『岩井俊二を予習せよ 【レトロスペクティブ上映】』
『ヴァンパイア』 VAMPIRE
『ザ・レイド』 THE RAID
『ボーンズ・ブリゲード』 BONES BRIGADE:AN AUTOBIOGRAPHY
『EXILE PRIDE 2』
『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』 Diana Vreeland: The Eye Has to Travel

【2013年
『ムーンライズ・キングダム』 Moonrise Kingdom
『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 Om Shanti Om
『ハッシュパピー バスタブ島の少女』 BEASTS OF THE SOUTHERN WILD
『君と歩く世界』 DE ROUILLE ET D'OS
『アンチヴァイラル』 Antiviral
『スプリング・ブレイカーズ』 SPRING BREAKERS
『アート・オブ・ラップ』 Something from Nothing: The Art of Rap
『スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン』 Reincarnated
『上京ものがたり』
『さよなら渓谷』
『TRASHED ~ゴミ地球の代償~』 Trashed
『ムード・インディゴ うたかたの日々』 L'écume des jours
『フィルス』 FILTH
『ゲバルト』
『風俗行ったら人生変わったwww』 FU-ZOKU CHANGES MY LIFE
『トレインスポッティング』 Trainspotting
『トランス』 TRANCE
『キューティー&ボクサー』 CUTIE AND THE BOXER

【2014年】
『メイジーの瞳』 WHAT MAISIE KNEW
『鑑定士と顔のない依頼人』 La migliore offerta(The Best Offer)
『トリック ─劇場版─ ラストステージ』
『5つ数えれば君の夢』
『ドン・ジョン』 DON JON
『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI』
『パンドラの約束』 PANDORA'S PROMISE
『100,000年後の安全』 Into Eternity
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!!』 Student Of the Year
『ミスターGO!』 Mr.GO
『SHAME-シェイム-』 Shame
『それでも夜は明ける』 12 YEARS A SLAVE
『アデル、ブルーは熱い色』 LA VIE D'ADELE CHAPITRES 1 ET 2
『マドモアゼルC』 Mademoiselle C
『her/世界でひとつの彼女』 HER
『ぼくを探しに』 ATTILA MARCEL
『イヴ・サンローラン』 YVES SAINT LAURENT
『アバウト・タイム 』 ABOUT TIME
『嗤う分身』 THE DOUBLE
『アオハライド』

【2015年】
『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』
『hide ALIVE THE MOVIE  hide Indian Summer Special 2015 Edition』
『グランド・ブダペスト・ホテル』 THE GRAND BUDAPEST HOTEL
『フォックスキャッチャー』 Foxcatcher
『地球交響曲 第八番』 GAIA SYMPHONY No.8
『マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ Maria Callas』 La grande nuit de l'opéra
『ワイルド・スタイル』 WILD STYLE
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』BIRDMAN or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
『hide 50th anniversary FILM 「JUNK STORY」』
『しあわせはどこにある』 Hector & the Search for Happiness
『ピッチ・パーフェクト』 Pitch Perfect
『人生スイッチ』 WILD TALES
『ピース オブ ケイク』
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』 Elser
『黄金のアデーレ 名画の帰還』 WOMAN IN GOLD

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