〔43〕 評価反映型のポイント制退職金制度②-「評価反映型ポイント制」の設計方法

〔43〕 評価反映型のポイント制退職金制度②-「評価反映型ポイント制」の設計方法
 

● 「評価反映型ポイント制」退職金制度の設計手順

① 新制度における退職給付水準を決める

② 既存モデルカーブを作る(既存モデルでの単年度ごとの積上げ額を調べます。)

③ 各等級別の新モデルラインを作る(ア.等級別の最終支給額の水準を仮設定
し、イ.各役割等級別の昇進モデルを作ったうえで、ウ.到達等級別に新モデルラインを作ります)。

55-43-1grf400.gif④ ポイント単価および各等級別の付与ポイントを設定する

 ここまでは、通常のポイント制(併合型)と同じです。
 昇進モデルに沿った単年度ごとの積上げ額の推移イメージはグラフのようになります(55歳以降、役職離脱し、専任職となる事例)。


 「評価反映型」では、ここで設定した付与ポイントを標準評価(B)でのものとし、評価ごとのポイント格差を一定の基準により設定し、役割等級・評価別のポイント数を決めます。(下図)

図20.gif


次項⇒〔44〕 算定シミュレーションと全体調整①-シミュレーションにより趣旨の反映度をチェックする


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