〔24〕 日本の賞与と米国のボーナス- "生活保障+成果配分" vs. "ゼロベース"

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●    日本の賞与は生活保障+成果配分、米国のボーナスはゼロベース

わが国における賞与の特徴は、「生活保障」と「成果配分」という2側面の機能持っていることです。会社が赤字でも生活保障分は支給し(賃金の後払い)、さらに利益が上がったならば企業業績を配分する(社員に対するインセンティブ)という考え方です。
一方、米国のボーナス制度(団体業績給)は、企業業績に連動した完全業績給制度です。賞与原資の算定方法にはスキャンロン・プランやラッカー・プランがありますが、売り上げや利益が一定以上のときのみ支給する、所謂ゼロベースであるという点で、刺激性の強い仕組みです。
わが国においてもバブル経済崩壊後は、定期昇給率を抑制し、企業業績や個人の成果は賞与においてより大きく反映させるという動き(「業績反映(連動)型賞与」)が見られます。

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