【1730】 ○ 『ぴあ Cinema Club 1995:洋画・邦画篇 (1995/01 ぴあ) ★★★☆

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全1,811ページ、洋邦画13,600本を網羅。DVD化されなかった昔の作品のデータなどを知る上で貴重か。
シネマクラブ.JPG  『ぴあ Cinema Club 1995:洋画・邦画篇』 71.JPG『ぴあ Cinema Club 1995:洋画・邦画篇』(1995/01)

『ぴあ Cinema Club 1995:洋画・邦画篇』 272.JPG '72(昭和57)年に創刊され、'11年8月4日号が最終号となった雑誌「ぴあ」が別冊として出していた映画データベースMOOK「ぴあシネマクラブ」の1冊。

 「ぴあシネマクラブ」の刊行履歴を振り返ると、80年代後半から90年代にかけては、'87年 洋画篇、'89年 邦画篇、'89年 洋画篇、'91年 邦画篇、'91年 洋画篇、'92年 邦画篇、'92年 洋画篇、'93年 邦画篇、'93年 洋画篇、'94年 邦画篇、'94年 洋画篇、'95年 洋画・邦画篇、'96年 邦画篇、'96年 洋画篇、'97-98年 洋画編、'97-'98年 邦画編、'98-'99年 洋画編、'98-99年 邦画編......となっていて、『外国映画+日本映画 2008年最新版』('07年)というのが最後になっていますが、新しいものが過去のものの掲載分も全て網羅しているわけではなく、DVD化されなかったり廃盤になったりしているものは一部除かれているようです。

 そうした意味では、昔のものは昔のものなりに保存しておく価値もありそうですが、amazon.com で「ぴあシネマクラブ」で検索してみると、マーケットプレイス(古書市場)に出品されているのは、'96年の 邦画篇と洋画篇以降で、'95年以前のものは出されていないようです。

 全部とっておいても良かったのですが、スペースを取るし、1年ごとに見ると殆ど過去分は重複しているように見えるため、結局処分してしまったのだなあ―ということで、手元にある一番古いものは、この'95年版の「洋画・邦画篇」。

 この辺りの年代では、この年度だけ洋画・邦画合体版で、1冊で事が足るため便利で、それで捨てずにいたのだろうなあ(マーケットプレイスでも入手できないとなると、ある意味"貴重"か)。

 全1,811ページ、洋画8,500本、邦画5,100本、計13,600本を網羅し、『外国映画+日本映画 2008年最新版』の全2,015ページ、13,700本に匹敵する歴代2番目のヴォリューム(冒頭に示したように、洋画と邦画を一纏めにしたのはこの2回しかなかったわけだから、自ずとそうなるのだが)。この年の号の新規掲載が約600本で、'08年版の新規掲載が約900本だから、毎回、相当数の掲載作品の入れ替えがなされていたということなのだなあと。

 ネット化の時代、こうした電話帳顔負けのボリュームのMOOKは「紙文化」の遺物と言えなくもないけれど(「ぴあ」本誌の休刊もネット化の流れが最大の要因かと思われる)、当MOOKには、ネットで検索しても殆ど情報が得られないような作品についても、あらすじや評価などが記されているのが利点で(評価は星(★)半個単位、最高評価は★★★★。但し、星による評価があるのは'96年版まで)、特に一旦ビデオ化はされたことはあるけれども、DVD化されることは無かったような作品の内容を知る上では結構使えます。

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和田泰明

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