「○ノーベル文学賞受賞者」(24人) Prev|NEXT ⇒ ●海外文学・随筆など
○経営思想家トップ50 ランクイン ○日本人ノーベル賞受賞者(サイエンス系)の著書
ノーベル文学賞
年号は受賞年
●1907年 ラドヤード・キップリング(英)英国人初の受賞者・ノーベル文学賞最年少受賞(41歳)
【2589】 ○ ジョン・ヒューストン (原作:ラドヤード・キップリング) 「王になろうとした男」 (75年/米・英) (1976/06 コロンビア映画) ★★★☆
●1929年 トーマス・マン(独)54歳の年に受賞(1875年生まれ)
【2645】 ○ トーマス・マン (高橋義孝:訳) 「ヴェニスに死す」―『トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す』 (1967/09 新潮社) ★★★★
●1947年 アンドレ・ジッド(仏)78歳の年に受賞(1869年生まれ)
【658】 ○ アンドレ・ジッド (山内義雄:訳) 『狭き門』 (1954/07 新潮文庫) ★★★★
●1949年 ウィリアム・フォークナー(米)ミシシッピ州ニューオールバニ出身
【665】 ◎ ウィリアム・フォークナー (加島祥造:訳) 『八月の光』 (1967/08 新潮文庫) ★★★★★
●1954年 アーネスト・ヘミングウェイ(米)イリノイ州オークパーク出身 【1038】 ○ アーネスト・ヘミングウェイ (福田恒存:訳) 『老人と海』 (1966/06 新潮文庫) ★★★★ 【1025】 ◎ アーネスト・ヘミングウェイ (高見 浩:訳) 『日はまた昇る』 (2000/11 角川春樹事務所)★★★★☆
●1957年 アルベール・カミュ(仏)フランス領アルジェリア出身・戦後の最年少受賞者(43歳)
【1071】 ◎ アルベール・カミュ (窪田啓作:訳) 『異邦人』 (1954/09 新潮文庫) ★★★★☆
●1962年 ジョン・スタインベック(米)カリフォルニア州サリナスのドイツ系移民の子として生まれる 【1072】 ◎ ジョン・スタインベック (大門一男:訳) 『二十日鼠と人間』 (1953/10 新潮文庫) 《 (大浦暁生:訳) 『ハツカネズミと人間』 (1994/07 新潮文庫)》 ★★★★☆
●1964年 ジャン=ポール・サルトル(仏)哲学者、小説家、劇作家。受賞辞退
【656】 ◎ ジャン=ポール・サルトル (白井浩司/平井啓之:訳) 『聖ジュネ〜殉教と反抗〜 (上・下)』 (1971/08 新潮文庫) ★★★★☆
●1965年 ミハエル・ショーロホフ(ソ連)ロシア人としてイワン・ブーニン、ボリス・パステルナークに次ぐ3人目の受賞者("体制側"人物では初) 【659】 ◎ ミハエル・ショーロホフ (米川正夫/漆原隆子:訳) 『人間の運命』 (1960/11 角川文庫) ★★★★☆
●1968年 川端 康成(日)日本人初の受賞者(69歳の時の受賞)
【1371】 ○ 川端 康成 『伊豆の踊子』 (1950/08 新潮文庫) 《(1927/03 金星堂)》 ★★★★
●1970年 アレクサンドル・ソルジェニーツィン(ソ連)"反体制"作家。授与式には出席できず
【662】 ◎ アレクサンドル・ソルジェニーツィン (木村 浩:訳) 『イワン・デニーソヴィチの一日』 (1963/03 新潮文庫) ★★★★☆
●1976年 ソール・ベロー(米)カナダ・ケベック州出身ユダヤ系アメリカ人
【1105】 △ ソール・ベロー (大浦暁生:訳) 『この日をつかめ』 (1971/03 新潮文庫) ★★★
●1982年 ガブリエル・ガルシア=マルケス(コロンビア)コロンビア人初の受賞者 【1413】 ◎ G・ガルシア=マルケス (鼓 直:訳)『百年の孤独』 (1972/05 新潮社) ★★★★★ 【1414】 ○ G・ガルシア=マルケス (野谷文昭:訳)『予告された殺人の記録』 (1983/04 新潮社) ★★★★
●1994年 大江 健三郎(日)日本人として2人目の受賞者(59歳の時の受賞)
【414】 ○ 大江 健三郎 『叫び声』 (1963/01 講談社) ★★★★
【415】 ○ 大江 健三郎 『個人的な体験 』 (1964/08 新潮社) ★★★☆
●1998年 ジョゼ・サラマーゴ(葡)ポルトガル人初の受賞者
【2971】 ◎ ジョゼ・サラマーゴ (雨沢 泰:訳) 『白の闇』 (2001/02 日本放送出版協会)《(2020/03 河出文庫)》 ★★★★☆
●1999年 ギュンター・グラス(独)ダンツィヒ(現ポーランド領グダニスク)出身
【1338】 ○ フォルカー・シュレンドルフ (原作:ギュンター・グラス) 「ブリキの太鼓」 (79年/西独・仏) (1981/04 フランス映画社) ★★★★
●2005年 ハロルド・ピンター(英)劇作家・詩人。病気のため受賞式を欠席『管理人』
【676】 △ カレル・ライス (原作:ジョン・ファウルズ/脚本:ハロルド・ピンター) 「フランス軍中尉の女」 (81年/英) (1982/02 ユナイテッド・アーチスツ) ★★★
●2010年 マリオ・バルガス=リョサ(ペルー)ペルー人初の受賞者『緑の家』
【1430】 ○ マリオ・バルガス=リョサ (野谷文昭 :訳) 『フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ)』 (2004/05 国書刊行会) ★★★★
●2012年 莫言(モー・イェン)(中国)中国籍の作家としては初の受賞者『赤い高梁』
【1451】 ◎ 張藝謀(チャン・イーモウ)(原作:莫言(モー・イェン))「紅いコーリャン」 (87年/中国) (1989/01 ユーロスペース) ★★★★☆
●2014年 パトリック・モディアノ(仏)ゴンクール賞受賞作家初の受賞者『イヴォンヌの香り』
【1047】 ◎ ルイ・マル (脚本:パトリック・モディアノ/ルイ・マル) 「ルシアンの青春」 (73年/仏・伊・西独) (1975/05 20世紀フォックス) ★★★★★
●2015年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ(ベラルーシ)ベラルーシ人初・ジャーナリストとして初の受賞者 【2883】 ◎ スベトラーナ・アレクシエービッチ (松本妙子:訳) 『チェルノブイリの祈り―未来の物語』 (2011/06 岩波現代文庫) 《(1998/12 岩波書店)》 ★★★★☆
●2016年 ボブ・ディラン(米)シンガーソングライターとして初の受賞者「風に吹かれて」 【2531】 ○ ソウル・スウィマー(出演:ジョージ・ハリスン/リンゴ・スター/エリック・クラプトン/ボブ・ディラン) 「バングラデシュ・コンサート」 (71年/米)(1972/11 フォックス) ★★★★
●2017年 カズオ・イシグロ(英)日系人として初の受賞者 【2620】 ◎ カズオ・イシグロ (土屋政雄:訳) 『日の名残り』 (1990/07 中央公論社) ★★★★☆ 【2607】 ○ カズオ・イシグロ (入江真佐子:訳) 『わたしたちが孤児だったころ』 (2001/04 ハヤカワ・ノヴェルズ) ★★★★
●2019年 ペーター・ハントケ(墺)オーストリア人として2人目の受賞者(2018年受賞者と同時に発表)【1499】 △ ヴィム・ヴェンダース (脚本:ヴィム・ヴェンダース/ペーター・ハントケ)「ベルリン・天使の詩」 (87年/西独・仏) (1988/04 フランス映画社) ★★★